八重干瀬ツアー伊良部島生まれのマリンガイドが選ぶ、今よりもう少し伊良部島が好きになるオススメスポット!
沖縄県にはたくさんの青の洞窟があることをご存じですか?
その中でも、伊良部島の青の洞窟の透明度は格別と言われています。
地下に浸透した雨水が、キレイな地下水として洞窟をつたい絶えず海に湧き出し、その透明度を保っていると言われています。
伊良部島の青の洞窟は、潮の満ち引きにより、きれいに見える時間帯が決まっています。
伊良部島の青い海と沖縄の太陽の光が織りなす自然のコントラスト。
幻想的な青の世界に包まれて、ココロオドル冒険をお楽しみ下さい。
ダイビングスポットにもなっておりますが、比較的に水深が浅いこともあり、シュノーケルでも十分に満喫できます。
浅瀬のサンゴ礁に囲まれて伊良部島のリーフ内にある神秘の洞窟
シュノーケリングというよりも、シーカヤックやSUPでのアクセスがメインとなります。
伊良部島の絶景ポイントで有名な三角点下に連なる洞窟群で、断崖絶壁の下にあるため、船でしか行けません。
※大潮の干潮時、潮位がマイナスになるときに歩いて行ける日が稀にあります。
パワースポット神秘の洞窟大龍門へは、ツアーで行くことがオススメです。
宮古島が世界に誇る絶景!
InstagramやFacebookではタグ付け必須の圧倒的人気スポット
ご存じワンセブンエンドです。
島の北北西側に位置し、サンセットポイントとしても有名
晴天時は水平線に沈む夕陽を見ることができます。
今や17ENDについては沢山の情報がネット上にあるますので、ここで多くの説明は不要かと思いますが、見た目よりも潮の流れが非常に早いため、海に入るときは注意が必要です。
絶景に夢中で、実際に流されてしまったケースもあります。
水深の深いエリアへは行かないようにしましょう。
干潮時の17ENDに現れる綺麗な砂紋は、激流が作り出した自然の造形美です。
【RW17ENDメモ】
なぜ17ENDなの?
お客様からの素朴な質問です。
なぜ17なのか、疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
「RW17END」とは、飛行機が着陸する方角(角度)に由来しています。
正確には
「Runway 17 approach end」
"ランウェイ ワンセブン アプローチ エンド"
直訳すると
"滑走路17入り口の終わり"
では17とは何でしょう?
飛行機は管制塔からの支持を受け着陸します。
その際、滑走路のどの方角へ着陸するのかを示す数字が17なのです。
その数字を表すため、世界共通として滑走路の北(方位)を基準値0°(360°)としています。
基準値から時計周りに170°回ったところが"17”
RW17ENDの由来は、この170°からきているのです。
着陸の際、管制塔から入り口「RW17」を指示されたパイロットは、(基準値から)170°の方角から着陸します。
その滑走路の終端(END)がRW17ENDなのです。
下地島空港には北から南(南から北)へ長さ3,000mの滑走路が1本あります。
北側にRW17END
南側はRW17ENDから真っ直ぐに伸びた直線上の真逆側です。
170°滑走路+180°(直線)=350°滑走路
なので南側は「RW35END」と言います。
こちらも正確には
"Runway 35 approach end"
通称「35END」と呼ばれています。
語呂合わせで「珊瑚エンド」
この35エンドは、名前の通り浅瀬のサンゴ礁に囲まれた入り江です。
「サンゴエンド」と聞いて、珊瑚礁の広がる海を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
偶然とは言え、そのスポットに合った面白い呼び名ですよね。
補足になりますが、島では面白い呼び名として有名なエピソードが他にもあります。
それが伊良部大橋の長さのお話
伊良部大橋の本橋部の長さは3,540m
語呂合わせで「珊瑚の島」
そうです。
伊良部島は元々は海底にあった巨大な珊瑚礁が隆起して造られた島
紛れもなく「サンゴノシマ」なのです。
全体的に浅い珊瑚礁で囲まれていることから、シュノーケル天国!
素晴らしいポイントが沢山あり、1年を通してマリンアクティビティを楽しめる自慢の島です。
伊良部島から八重干瀬までは船で30分。
近年、伊良部島の周辺には野生のイルカが住み始めており、船の移動中にイルカに遊んでもらうこともしばしば..。
八重干瀬への距離は池間島からが最短ですので、ほとんどのショップは池間島から出港しています。
伊良部島から八重干瀬へのマリンツアーは2016年春からゆうむつがスタートしました!
それまでの距離的移動時間を高速エンジンでカバーし、所要時間はそれまでの片道70分から30分にまで短縮できたことで、船酔いの心配も軽減されました。
今では多くのマリン事業者が伊良部島発の八重干瀬ツアーを開催しております。
【船酔いについて】
船の横揺れを業界の言葉で「ローリング」、縦の揺れ「ピッチング」と言います。
船はある程度の速度に到達すると波を切り、縦に揺れながらピッチング走行し、停泊すると波をまともに受けるのでローリングします。
船酔いは、基本的に停泊中のローリングで起こりますので、移動の時間はそれほど影響しないように感じていますが、船酔いが心配な方は事前の酔い止め薬服用し、体調万全でボートツアーに参加することはもちろんのこと、止まっている船ではスマホなどをみて「視点を一点に集中しないこと」を心がけてみてください。
船酔いは、視点とまわりの不規則な動きとの違和感を脳がうまく処理しきれずに起こります。
人は普段、歩いたり走ったりすることで縦の揺れには柔軟に対応できますが、横の動きに不慣れなため、横揺れ(ローリング)の際に船酔いをしてしまうのです。
船酔いに関しては個人差があり、その道50年余りのベテラン漁師でも船酔いをしています。
それなりの対処法もありますので、ひとりで悩まず、そのような体質だと諦めず、一度、ゆうむつ船長へご相談下さい。
「初心者に優しい八重干瀬ツアー」もありますので、泳ぎが苦手な方でもご参加可能です。
【海での注意事項について】
海は、その時の風向きや風速、波の高さや潮の流れ方などにより、常に表情を変えます。
ココでオススメするポイントも、その時の海況次第では危険を伴い、事故に繋がることもあります。
地元ガイドがオススメするポイントでも、その時の海況次第では、絶対に入ってはいけないポイントになることをご理解の上、万全の安全体制でお楽しみ下さい。
この地球に、100%安全な海はありません!
だから高い安全意識をもって、危険を予測し、出来る限りの対応をしましょう。
初めて行くポイントなら、そのポイントを熟知した方から情報をもらうことも大事です。
僕らが生まれ育ったこの島には、人懐っこくて優しい方が沢山いますので、海で出会う漁師さんに声をかけて、ポイントの危険性について聞くことをオススメします。
海での危険性を知ることで、より安全に近づけると同時に、自分だけでは探せない面白い生き物やスポットについて、より詳しく教えてもらえるかもしれません。
何より安全のためです。
気軽に楽しめるマリンアクティビティとして人気の高いシュノーケルは、その気軽さゆえに毎年多くの犠牲者も出ており、そのほとんどが小さな判断のミスや飲酒がらみの軽率な行動から起きています。
より安全に海を楽しむため、プロの情報をお役立て下さい。
【マリンツアーについて問合せ】
沖縄県宮古島市伊良部字池間添47番地
TEL:090-4519-6998